Gunicornの導入

いよいよ設定も佳境です。今度はGunicornの導入を行います。

ほとんどのDjangoアプリケーションと同様に、NetBoxはHTTPサーバーの背後でWSGIアプリケーションとして実行されます。
gunicornは、NetBoxとともに自動的にインストールされます。
ここでは、設定方法を説明します。

NetBoxには、gunicornのデフォルトの設定ファイルが付属しているので、コピーして利用します。 /opt/netbox/contrib/gunicorn.py を /opt/netbox/gunicorn.py にコピーします。

$ sudo cp /opt/netbox/contrib/gunicorn.py /opt/netbox/gunicorn.py

systemdを使用して、gunicornとNetBoxのバックグラウンドワーカープロセスの両方を制御します。
まず、contrib/netbox.serviceとcontrib/netbox-rq.serviceを/etc/systemd/system/ディレクトリにコピーして、systemdデーモンをリロードします。

$ sudo cp -v /opt/netbox/contrib/*.service /etc/systemd/system/
$ sudo systemctl daemon-reload

次に、netboxおよびnetbox-rqサービスを開始し、起動時に開始できるようにします。

$ sudo systemctl start netbox netbox-rq
$ sudo systemctl enable netbox netbox-rq

systemctlコマンドでWSGIサービスが実行されていることが確認できます。

$ systemctl status netbox.service